Illustratorを使っていると、自然と「情報を整理する力」が身についていきます。
レイヤーを整理して、要素を揃えて、何を一番目立たせるかを考える。
これって、実は職場の業務フロー改善にそのまま使えるスキルなんですよね。
今日はその話をしたいと思います。
📌 この記事の結論
Illustratorで身につく「整理・見せる・伝える」の視点は、デザイン以外の仕事にも応用できる。
業務フローの問題は、多くの場合「情報の整理不足」と「伝え方の問題」。
デザイン思考を持ち込むことで、職場の課題が違う角度から見えてくる。
「デザイン思考」って結局なんなの?
「デザイン思考」という言葉、ビジネス書によく出てきますよね。
難しそうに聞こえますが、ぐれが考えるデザイン思考のコアはシンプルです。
- ユーザー(使う人)の視点から考える
- 問題の本質を見つける
- 見えない情報を「見える化」する
- 試しながら改善していく
Illustratorを使っている人なら、これを無意識にやっています。
「このデザイン、見た人がどう感じるか」「情報の優先順位は合ってるか」「もっとシンプルにできないか」……全部デザイン思考です。
Illustratorで身につく「3つのスキル」と業務改善への応用
- 1整理する力 → 業務フローの「無駄」を見つけるIllustratorではレイヤーや要素の整理が命。職場では「誰が何をどの順番でやっているか」を図に落とし込むだけで、無駄なステップや重複作業が一目瞭然になります。
- 2見せる力 → 会議資料・報告書が劇的にわかりやすくなる「何を一番伝えたいか」を常に意識するデザイナー的思考は、会議資料や報告書の作成にダイレクトに活きます。情報を詰め込みすぎず、一目で伝わる資料が作れるようになります。
- 3伝える力 → 提案が通りやすくなるデザインは「相手にどう伝わるか」を常に考える作業。この感覚があると、上司や他部署への提案の組み立て方が変わります。論理だけでなく「どう見せるか」を意識した提案は、印象が全然違います。
実際どうやる?業務フローに「デザイン目線」を入れる手順
ステップ1:今の業務フローを「見える化」する
まず、今の業務の流れを紙でもデジタルでもいいので図に描いてみましょう。
「誰が・何を・いつ・どこへ」を矢印でつなぐだけでいい。
Illustratorを使い慣れている人なら、このフロー図を作るのは得意なはずです。
ステップ2:「なぜここで止まるか」を考える
フローを見ると、必ず「詰まるポイント」があります。
デザイン目線で見ると、それは「情報の流れが悪い場所」か「伝達が抜けている場所」であることが多いです。
❌ よくある状態
「なんとなく口頭で伝えている」「誰が担当か曖昧」「確認が二重になっている」
✅ デザイン目線で整理後
「担当者・期限・アウトプットを明示」「情報の流れを1方向に整理」「確認フローをシンプル化」
ステップ3:「一番伝わりやすい形」に落とし込む
業務改善の提案は、「言葉だけ」より「図解+言葉」のほうが断然通りやすいです。
ここでIllustratorやPowerPointのスキルが活きてきます。
見やすい図を1枚作るだけで、提案の説得力は3倍になります。(ぐれ体感)
デザイナー的思考が「普通の会社員」に刺さる理由
職場の多くの問題は、「情報の整理不足」か「伝達の問題」から来ています。
でも、多くの人はその改善を「もっと頑張れ」「ちゃんと確認しろ」という精神論で解決しようとしがちです。
デザイナーは「仕組みで解決する」。精神論ではなく、構造を変える。
Illustratorを扱うとき、「このフォントが読みにくいのは本人のせいじゃなくて設計の問題」という視点で考えますよね。
これを職場に持ち込むと、「あの人がミスするのは気合いの問題じゃなくて、フローの問題かも」という視点が生まれます。
これがデザイン思考の本質で、職場改善に一番効く視点だとぐれは思っています。
まとめ
- Illustratorで身につく「整理・見せる・伝える」力は業務改善にそのまま使える
- 業務フローを図に落とすだけで問題点が見えてくる
- 「仕組みで解決する」デザイン思考は、精神論より効果的
- 見やすい資料1枚で、提案の説得力は大きく変わる
- デザインスキルは「デザインの仕事」だけのものじゃない
Illustratorを勉強しているあなたは、すでに「職場を変えるスキル」の土台を持っています。
デザインの外にも、そのスキルを活かしていきましょう。
― ぐれ―