はじめに:新任リーダーが最初にぶつかる壁
「新しい職場で管理者として入ったけれど、何から手をつければいいのか分からない」
「上司は忙しくて教えてもらえない」
「現場のパートさんとの距離感が難しい」
物流現場に限らず、新任リーダーが最初に感じる戸惑いは共通している。
私自身、現在新規立ち上げの物流センターにキャリア採用で入り、
パートさんの業務管理を任されているが、入社直後に痛感したのは、「管理者だからといって、すべてを教えてもらえるわけではない」という現実だった。
- 仕事の全体像はまだ見えない
- 判断基準も手探り
- 上司は常に忙しい
- 誰に聞けばいいかも分からない
最初は不安もあったが、今はこう考えている。
「これは環境の問題ではなく、自分の働き方の問題だ」
この記事では、
私が現場で実際に意識していることを整理し、
新任リーダーが最短で信頼されるためのポイント をまとめる。
上司は「教えない」のではなく「教える時間がない」
忙しい現場では“教育の時間”は後回しになる
私の上司は人柄も良く、作業レベルも非常に高い。
困っていれば助けてくれるし、質問すれば必ず答えてくれる。ただし、とにかく忙しい。
- 現場対応
- トラブル処理
- 他部署との調整
- 作業フォロー
常に動き回っていて、教育の時間を確保する余裕がない。
最初は「もっと説明がほしい」と思っていたが、途中で気づいた。
「教えてくれない」のではなく、「教えたくても時間がない」だけ。
さらに私はキャリア採用。「ある程度できる前提」で任されている部分もある。
だからこそ、受け身で待つのは違うと思った。
待つより“取りに行く”が正解
質問の仕方を変えるだけで信頼が生まれる
私は意識をこう変えた。
❌「どうしたらいいですか?」
→ 上司の負担が増える質問
⭕「私はこう考えましたが、この認識で合っていますか?」
→ 上司が答えやすく、会話の質が上がる質問
この聞き方に変えた瞬間、
上司とのコミュニケーションが一気にスムーズになった。
- 自分の考えを添える
- 判断の方向性を示す
- 上司の時間を奪わない
これだけで、情報が集まるスピードが劇的に上がる。
新任リーダーは“信頼づくり”が最優先
正論より「一緒に動く」が信頼を生む
物流現場では、経験値がすべて。
後から来た管理者がいきなり改善を語っても、現場には響かない。
だから私は順番を決めた。
① まず聞く
② 一緒に作業する
③ 小さな改善だけする
④ 信頼ができてから提案する
実際に一緒に汗をかくことで、距離は一気に縮まる。
現場では、言葉より行動のほうが信頼を生む。
これは物流現場の鉄則だと感じている。
私が大切にしている「4つの意識」
① 正確性
まずはミスを減らす。
正確な作業は信頼の土台になる。
② スピード
ただし「急ぐこと」ではない。本当のスピードとは段取りを整え、無駄を減らし、自然に早くなること。
私はこれを
「慌てない、でも止まらない」
と表現している。
③ 連携
情報共有・声かけ・フォロー。
管理者は“つなぐ役割”が重要。
④ 時間意識
現場は常に時間との勝負。
「今やる」「後でやる」を明確にするだけで作業効率が上がる。
新任リーダーが信頼されるためのポイント(まとめ)
管理者の仕事は、
指示を出すことではなく、安心して働ける環境を整えること。
そのために必要なのは、
- 上司を変えようとしない
- 自分の動き方を変える
- 待つより、聞く
- 指示するより、一緒に動く
- 小さな改善から始める
この積み重ねが、確実に信頼につながる。
まだ勉強中ではあるが、これからも現場で学びながら、より良い職場づくりに関わっていきたい。